読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

現実とフィクションの狭間

Twitterに書ききれない戯れ言独り言世迷い言

テニミュとの出会いを回想してみる

テニミュ

ミュージカルテニスの王子様3rdシーズン青学vs氷帝公演大千秋楽を二週間後に控え、精神状態が尋常じゃない。卒業をつらいものにしたくないし、彼らの集大成をしっかり見届けたい気持ちはあるけどあまりにも寂しい。

ほんの2年前まではテニミュどころかテニプリもろくに知らなかったのに、いつの間にこんなことになっていたのか、責任者はどこだ。

 

 

思い返すと2014年夏、友人Mから「テニミュが凄い」と言われたのがきっかけだった。前述の通り私は原作である『テニスの王子様』を全く知らず、いやむしろだからこそなのかもしれないけど、2次元のキャラクターを生身の人間が演じることに対する嫌悪感はなかった。だから勧められるままテニミュについて調べてみた。最初はそれこそ空耳動画とかを見てたんだけど、そのうち ダンス凄くない? とか 何でこんなに動いててこんな声量出せるんだ…… とか思うようになり、公演のDVDを見て完全にやられてしまった。ちなみにこのとき見た初テニミュ公演は2nd四天宝寺戦。長くなるから割愛するけどこれだけは言わせて。7代目はいいぞ。

 で、あれよあれよという間に3rdシーズンが開幕した。それがこちら。

www.tennimu.com

かーーっこいいーーー!!!!何度見てもこのメインビジュアルの越前リョーマがむちゃくちゃかっこいいんですわ。新シーズンの幕開けに相応しい期待と高揚感を煽られるこのビジュアルにすっかりやられた私は、不動峰公演に行くことを決意。2015年5月10日、東京凱旋公演のマチネが私にとっての初テニミュとなる。

 

もうこれがむちゃくちゃすごかった。あのね、キャラクターがほんとにそこにいるんだよ。漫画世界の住人だった彼らが実際にコートを走り、ラケットを振って、汗を流しながら試合をしている。あの時わたしがいた場所は東京ドームシティホールじゃなくて地区大会決勝戦の会場だった。体がぐあっと熱くなって、すごい、すごい、すごいってどうしようもない気持ちになる。結果が分かっていても、どうなる、どっちが勝つんだって固唾を飲んで見入ってしまう。試合が終盤に差し掛かるのが悲しくて、もっと見ていたい、終わってほしくないと悲しくなって、わけもわからず泣けた。

 試合が終了した時点で私は完全に抜け殻と化していた。観劇って想像以上に体力使う。とんでもないものを見た驚きと疲労感がすごかった。でも、ここで終わらないのがテニミュなんだな~。

カーテンコールの後のアンコール曲(このときはニュー・ウェーブ)、ご存じのとおりテニミュはこのアンコール曲の時に客降りがある。キャストが舞台から降りてきて、ハイタッチとか出来るアレね。ところで、ここで私たちがこの日座った座席について説明しなければいけないのだけど、なんとそれは第3バルコニーの最後列だった。3バルの最後列ってね、すごいよ。高すぎて足がすくむし、すごい俯瞰。角度によっちゃ役者のつむじが見えるレベル。もちろんオペラグラスを使わないと表情なんて絶対見えないんだけど、照明の効果とかユニゾンダンスなんかはとてもきれいに見える。

客降りというものがあることは知っていた。でも前述のとおりわたしたちがいたのはステージから限りなく遠いところで、まさかこんなところまでは来ないだろうと思っていた。だからサビになって何人かがアリーナに降りていったときも、私はステージに残っている子たちが踊るのを見ていた。

背後で何か音がして、歓声が聞こえた

何? 

振り返る

 そこには、不動峰のユニフォームを着た人がいた。客席の間を走り抜けていく。0.何秒かのフリーズの後に気づく。あれは内村京介くん。演じているのは高根正樹くん。え、なんでここにいるの?なんで?ていうか速いなーすごい軽く走るなー

呆然とする私が見つめる先で、内村くんは私たちが座ってる席のすぐ後ろの通路を、手を出しながら走ってきた。あ、これハイタッチってやつだ。そう思った時わたしは席から手を出して、気づいたら内村くんとハイタッチしていた。帽子を深く被っているので上から見るとわからなかったけど、内村くんはきらきら笑っていて、彼のハイタッチは力強かった。

後で知ったけど、いくら休日の昼公演で3バルのうしろまで席が埋まっているとはいえこんなうしろまでキャストがやってくるのは他作品ではあまりないことらしい。軽率で申し訳ないけど、私とMはこれで完全に内村くんと高根くんのファンになった。

お見送りを走り抜けるように終えて、文字通り私とMは抜け殻になっていた。熱は冷めやらず、お互いに色々な話をして帰路についた。帰宅した翌日から私は体調を崩し、1週間寝込む羽目になる。このことは友人たちの間でいまだにネタにされている。

 

長々と私とテニミュの出会いについて書いてきたけれど、生で見たときの感動は生で見ないと絶対に伝わらない。だから、少しでも興味があったら実際に劇場に足を運んでみることをおすすめする。6000円ちょっとで新しい世界への扉が開けると思えば安いもんだ。

 

 

8代目青学のメンバーはあと2週間でテニミュを卒業する。大千秋楽を見ることは叶わないだろうと思っていたところ、ありがたいことにライブビューイングに行けることになった。寂しいけれど、私にとっての初代は8代目だから。彼らのすべてをしっかり見届けてきます。